意味が見えない
「これをやって、何になるんだろう」
やる理由が、自分の中でつながっていない。
YOUR DAYS
その生活が悪いわけではありません。
家で過ごすことも、ゲームを楽しむことも、自分にとって大切な時間になり得ます。ただ、一つだけ考えてみてください。
今の生活以外に、どんな選択肢があるか知っていますか?
SELF-DETERMINATION THEORY
心理学の「自己決定理論」では、人が意欲を持って生きるために、3つの心理的な欲求が大切だと考えられています。円を押して、具体例を見てみてください。
自律性
自分で選んでいる感覚
誰かに言われたからではなく、自分で決めた、と感じられること。
たとえば 「今日は、自分で料理を作ろう」
REFLECTION
3つの質問に、直感で答えてみてください。答えは、この画面の中だけで使います。
3つとも答えると、いまの感覚が、棒グラフで見られます。
自己理解のための、簡易的な振り返りです(診断ではありません)。回答は、この画面の中だけで使い、送信も保存もしません。
WHY WE STOP
「これをやって、何になるんだろう」
やる理由が、自分の中でつながっていない。
「自分には、無理かもしれない」
手応えを感じた経験が、まだ少ない。
「頑張っても、変わらない」
努力と結果のつながりが、見えにくい。
「失敗したら、どう思われるだろう」
試しても大丈夫、と思える場が、まだない。
この4つは、行動しづらくなる背景として考えられる例です。自己決定理論の、正式な分類ではありません。
人が動けない理由を、本人の努力不足だけで説明しない。
FLOW THEORY
夢中になれる状態(フロー)は、「挑戦の難しさ」と「いまのスキル」の釣り合いで、近づきやすくなると考えられています。領域を押してみてください。
フローに近づきやすい
いまの力を、少し使う挑戦があると、時間を忘れるほど集中できる「フロー」に近づきやすいとされています。
ポイント:いまの力より、少しだけ背伸びする挑戦 + 支え(仲間・小さな一歩・安心できる場)。この組み合わせが、成長の場をつくります。
※これは、理解しやすくするための、簡略化したモデルです。実際のフロー理論の「8つの領域」と、同じものではありません。
SMALL STEPS
新しい挑戦と、振り返りを重ねていくと、できることが広がっていく可能性があります。
(「次の挑戦を選ぶ」から、また「挑戦する」へ、もどります)
STORY
休日に、新しい料理を作る。自分で決めて、おいしくできると、満足します。そこに、誰かとのつながりが加わると、経験が、ぐっと広がります。
休日に、新しい料理を作ってみる。
自律性
自分で決めて、作る。
自律性
おいしくできた。
有能感
満足する。
自律性・有能感
友達に、料理をふるまう。「おいしい!」
関係性
一緒に料理する。新しいレシピを知る。
関係性・有能感
料理会を開く。
自律性・関係性
仲間ができる。
関係性
自分で作る時間も、すてきな時間です。そこから、つながりが加わると、できることが増えていきます。
つながりがあると、
一人では出会えなかった未来に出会える。
CONNECTIONS
つながりが増えると、自分のまわりに、いろいろなものが広がっていく。
つながると、こんなことが起きる
自分の周りにはなかった、情報や考え方に触れる。
仲間がいると、最初の一歩の重さが、軽くなる。
迷ったときに、話せる人がいる安心感。
誰かの反応を通じて、自分では気づかなかった強みを知る。
DATA
世界でも、日本でも、人とのつながりは、大きなテーマとして扱われています。ここでは、確認できた調査や研究の数字だけを、出典つきで紹介します。
世界のデータ(WHO・2025年6月)
6人に1人
世界で、孤独の影響を受けている人(WHOの発表)
100人/ 時間
孤独と関連する死亡の推計(年間87万1,000人以上)
17〜21%
13〜29歳で、孤独を感じていると答えた人の割合(10代がいちばん高い)
(棒の目盛りは、0〜30%)
WHOの発表では、孤独は、死亡や、心臓の病気・うつなどの健康の問題と「関連がある」とされています。孤独が原因だと断定するものではありません。調査の方法・標本数・調査年は、発表ページには書かれていないため、WHOの報告書で確認してください。
これは、世界全体の推計です。日本の実態を、そのまま表すものではありません。
日本のデータ(内閣府・令和6年調査)
(棒の目盛りは、0〜50%。濃い青の3つが、孤独感があると答えた人です)
5つの区分を足すと、約98%です(残りの内訳は、報告書で確認してください)。このため、円グラフは使わず、横棒グラフにしています。調査の標本数・回収数・調査期間は、ここでは確認できていないため、書いていません。報告書でご確認ください。令和5年調査と比べて、大きな差はみられないとされています。「しばしば・常に」と「時々」「たまに」を合わせた、孤独感のある人は、約4割です。
出典:内閣府 孤独・孤立対策推進室(令和7年4月公表)「人々のつながりに関する基礎調査(令和6年)」調査結果のポイント。
研究のまとめ(メタ分析・2010年)
148件
合わせて分析した研究の数
308,849人
研究に参加した人の、合計
1.50
オッズ比(95%信頼区間 1.42〜1.59)。社会的な関係が強い人の、生存の可能性
148件の研究(合計308,849人)を合わせた分析で、社会的な関係が強い人は、そうでない人より、追跡期間中に生存している可能性が高い(オッズ比1.50)という結果が報告されています。観察研究のまとめであり、「つながりを増やせば、必ず長生きできる」という意味ではありません。オッズ比は、「50%長生きする」という意味とも、同じではありません。
「関連がある」ことは、「原因である」ことを意味しません。
MINATO
港には、3つの入口があります。気になったところから、気軽に、のぞいてみてください。
| 港の機会 | 支えられる可能性がある心理的欲求 |
|---|---|
| 人とつながる | 関係性 |
| 小さな挑戦をする | 有能感 |
| 自分で参加や活動を選ぶ | 自律性 |
これは、事業設計の上での対応関係です。港の効果が、実証されたことを意味するものではありません。
誰かと話す。新しいことを知る。小さくやってみる。失敗したら、また戻ってくる。
港は、そんな選択肢がある場所を目指しています。
人とつながり、選択肢を増やす。
港|MINATO
このページは、心理学の考え方を紹介するもので、診断や治療、医療のアドバイスではありません。確認した日:2026年10月27日。最新の情報は、各出典でご確認ください。
自律性有能感関係性